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屋上にLEDビジョンで死角を価値に。熊本ホテルの事例に学ぶ広告活用術

屋上にledビジョンWP設置した写真

今回ご紹介するのは、熊本県のホテル様からご依頼いただいた、屋上に設置した大型LEDビジョンの事例です。目立ちづらい“建物の裏側”を、集客と認知を同時に叶える「動く広告塔」へと変えたこのプロジェクト。実は、わずか2ヶ月あまりで完成しました。

「LEDビジョンって都会の話でしょ」「うちは設置スペースが限られていて…」という声に対して、私たちがどう実行したのか。現場対応力やスピード感、そして協業体制まで含めて、リアルな施工の流れをお届けします。


目次

ホテルの屋上にLEDビジョン?その狙いとメリットとは

立地に左右されない集客の新しい形

今回のホテルは、熊本県内にある5階建ての建物。裏側は幹線道路に面しており、車の交通量は多いものの、建物の正面からは死角になる場所でした。

そこに着目したのが今回のオーナー様。「せっかく人の目があるのに、何も打ち出していないのはもったいない」との判断で、LEDビジョンによる広告導入を検討されました。

LEDビジョンの大きな魅力は、動画や文字を動的に表示できる点。視線を惹きつけるだけでなく、時間帯や季節ごとにコンテンツを切り替えられるため、柔軟なプロモーションが可能です。

ただ目立つだけじゃない。LEDビジョンがブランドとお客様をつなぐ

「映える」「目立つ」だけではなく、今や映像サインはブランドの発信装置でもあります。

実際に設置されたビジョンは、サイズが高さ2.5メートル×幅8.5メートル。6mmピッチのLEDを採用し、遠目からでもクリアに視認できる仕様です。映像内容を更新できることで、キャンペーン告知やサービス案内など、顧客との接点づくりにも一役買っています。

九州のホテル屋上にledビジョンを設置した写真

ledビジョン設置の流れと納期:現場の流れ

ご相談から図面校正まで、2週間でスピード対応

初回のご相談から、図面の校正までは約2週間。
お客様のご要望をもとに、建物の構造を考慮しながら、設置位置や視認性のシミュレーションまでを行いました。

この段階で「こんなに早いんですね」と驚かれる方も多いですが、私たちイツキサイネージでは、過去事例を活かした図面校正や現地の資料共有を通じて、スムーズな意思決定をサポートしています。

ピンクのグラデーション背景に、LEDビジョンの魅力を伝える笑顔の男の子と『1秒で引き込むLEDビジョン』という文字とクリックボタンが配置されたクリックボタン

ledビジョン手配から施工までの全工程

ビジョン架台図面と仕様決定から実際の流れは以下のとおりです。

  • LEDビジョン手配:約40日
  • 鉄骨架台の製作:30日間
  • 鉄骨架台の設置工事:5日間
  • ビジョンの取付施工:2日間

仕様決定より並行して手配を進め、約70日間

特に今回は屋上という高所での作業が必要だったため、安全面や段取りがとても重要でした。
私たちは九州エリアの信頼できる施工パートナーと連携しながら、社内では鉄骨架台の製作から仮組みテストまで事前に準備。その後、熊本まで出荷し、現地での組み立て・設置まで一貫して進行管理を行いました。


ledビジョンの架台設置作業の最初の墨だし作業中の写真
屋上に設置したledビジョンの鉄鋼組み上げ中の写真
大型ledビジョンの架台設置が完成した写真

課題と工夫:屋上設置のハードルをどう乗り越えたか

構造計算と安全性への配慮

屋上設置には、風荷重や落下防止など、安全面のクリアが絶対条件です。
今回は構造図の作成や、設計確認を徹底し、架台ごと強度を確保した設計に。加えて、クレーン搬入時の道路使用許可など、行政手続きもスムーズに進めました。

「ビジョンの重さって大丈夫?」というご不安にもしっかり対応することで、最終的には「安心して任せられた」とのお声をいただけました。

屋上へledビジョンをくみ上げた写真

配線や映像制御のスマート設計

高所での施工では、メンテナンス性や今後の更新性も重要です。
電源・制御装置の配置、コンテンツの切り替え方法などは遠隔操作が可能な構成としました。
また、映像素材はお客様側で変更できるよう、専用アプリや簡易マニュアルもご提供しています。


LEDビジョン × SIM通信の遠隔操作運用方法(かんたん解説)

どんなときに使う?

  • 屋上や裏側など、LANが届かない場所
  • 遠隔でコンテンツを変更したいとき
  • 複数の拠点をまとめて管理したいとき

必要なものは?

CMSソフト(コンテンツを遠隔で更新できる)

SIMルーター(4G/LTE対応)

LEDプレーヤー(Novastarなど)

通信SIM(IoT向けの法人SIMが安心)


LEDサイネージの魅力を伝えるピンク髪の男の子と『体感せよ、サインとサイネージのハイブリッド!』という文字とショールーム見学会申し込みボタン

まとめ:LEDビジョンは、戦略的な投資へ

これまで「サイン=静的な表示」だった常識が、いま大きく変わろうとしています。
LEDビジョンは、設置する場所を問わず、広告、案内、ブランディングのすべてを担える”映像メディア”です。

屋上や建物裏といった“目立たない場所”でも、工夫次第で集客の起点になること。
そして、計画から施工までを一貫で進めるパートナーの存在が、成功のカギになること。
それを今回の事例を通じて感じていただけたら幸いです。

私たちイツキサイネージでは、設計から施工、運用サポートまでワンストップで対応しています。
LEDビジョンの導入に関心がある方は、どうぞお気軽に私たちにご相談ください。

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