MENU

LEDサイネージGOBとは?初心者でもわかるように解説、COB・SMDの違いも図解

LEDサイネージGOB仕様の写真

こんにちは!今回は、LEDサイネージの中でも注目を集めている「GOB(Glue On Board)方式」について、やさしく解説しますね。

「そもそもGOBって何?」「従来のLEDと何が違うの?」そんな疑問を持つ方に向けて、私たちイツキサイネージが日々の現場で感じるリアルな魅力をお伝えしていきます。

目次

GOB方式とは?簡単に言うと「LED素子の保護材」です

GOBはLEDを守る透明なコーティング

GOBとは「Glue On Board」の略で、LEDチップの上に透明な特殊樹脂を塗り、そのまわりをコーティングする技術です。ホコリ・湿気・衝撃といった外部ダメージからLED素子を守り、長く安定して使えるようになります。

LEDサイネージGOBパネルの写真
GOBパネル正面
LEDサイネージGOBパネル斜めからの写真
GOBパネル斜めからの写真

触れても壊れにくくなる安心構造

LED素子はとても小さく繊細で、むき出しの状態ではちょっとした衝撃でも壊れてしまうことがあります。GOBコーティングがあれば、指が触れても壊れにくくなるので、キッズスペースや人通りの多い場所でも安心して使えます。

見た目そのまま、でも丈夫さアップ

透明樹脂なので、画質や明るさを損なわず、見た目はそのまま。だけど、まるで“目に見えない保護カバー”のようにLEDを守ってくれるんです。美しさとタフさを両立できるのが、GOBの魅力です。

従来型との違いは?GOBは「壊れにくさ」が違います

SMDはむき出しのLEDチップ

屋外では一般的に多く使用されているLEDサイネージでよく使われているのが「SMDタイプ」です。これは、LEDチップがむき出しになっているため、工具がぶつかったり、指で触れたり、ちょっとしたこすれでも“ドット欠け”が起きやすいという弱点があります。LED素子が取れる事は稀ですが、設置時や運搬中の衝撃で接触が甘くなり素子の不点になるケースがあります。

LEDサイネージSMDパネルの写真
SMDパネル正面
LEDサイネージSMDパネルの斜めからの写真
SMDパネル斜めからの写真

GOBは全体をしっかり保護

GOB方式では、LEDチップの上から透明な特殊樹脂を塗ってカバーします。この透明コーティングが、衝撃・ホコリ・水分など外部のトラブルからLEDをしっかりガード。チップひとつひとつを包み込むことで、従来型では難しかった“保護”の役割をしっかり果たしてくれます。

見た目そのまま、でも圧倒的に丈夫

パッと見た印象はSMDとあまり変わりませんが、中身は別物。まるで“透明な鎧(よろい)”をまとっているかのような安心感があります。GOBは、LED素子の不点いというLEDのイメージをくつがえす、選択肢です。

こんな場所にぴったり!GOB活用の具体例

LEDサイネージGOB図解

駅・商業施設・キッズエリアなど人の多い場所で安心

人通りの多い場所では、サイネージがぶつかったり、触られたりすることがよくあります。GOB方式なら安心して設置できるため、駅ナカ・ショッピングモール・こども向けスペースには必須です。

床面サイネージにもさらに強度の高いGOBを採用されており耐久性の高さを示してます。

床用LEDヴィジョンの荷重写真

気になる映像の美しさは?透明樹脂なのにクリア映像!

「コーティングすると画質が落ちそう」と心配される方もいらっしゃいますが、GOBに使われる樹脂は高い透明度を誇り、画面の色味や明るさをほとんど損ないません。

窓ガラスのように、外の景色はそのまま、美しさは変わりません。

GOBと似ているCOB方式との違いは?

GOBと似た技術に「COB(Chip On Board)」方式がありますが、COBはチップを基板に直接搭載して作り込みます。高性能な分、費用が高くなりやすいのが難点。

予算と用途のバランスを考えたら、まずはGOBがおすすめ。特に手で触れる場所やイベントにはぴったりです。

LEDサイネージCOB方式の特徴図解

GOBは熱や日焼けに強いの?

はい、GOB方式は「ある程度の熱や紫外線(日焼け)」にもある程度耐えられるようになっています。
1年程度の使用環境であれば、短期間で黄ばみや樹脂の劣化といった心配はほとんどありません。

ただし、直射日光が一日中当たる屋外や、高温多湿の場所など、過酷な条件が続く環境では、樹脂の性能が徐々に低下します。

そのため、屋外の場所で長期間使用する場合は、通常のSMD仕様を取り入れることがおすすめです。

GOBのポイントまとめ

LEDサイネージのGOBの特徴図解

「初期費用は高くない?」

確かに、通常のSMDタイプと比べると、GOB仕様はややコストが上がります。でも、壊れにくくメンテナンス回数が減ることで、トータルコストは抑えられる傾向があります。


たとえば、ある飲食店チェーン様では、開店後1年以内にLEDのドット欠けのため交換が発生していたのが、GOBに切り替えてからは一度も修理が不要に。結果的に経費削減につながった事もあります。

私たちイツキサイネージでは、こうしたリアルな設置事例や費用比較もご案内しています。


LEDサイネージのSMD方式の利点と欠点

SMD方式のLEDサイネージは、低コストで一般的な仕様として定着してます、色表現や視野角にも優れていますが、衝撃や水・ホコリに比較的弱く、発熱も多いため、設置環境や用途に応じた注意が必要です。

LEDサイネージのSMDの特徴図解

COB・SMD・GOBの違いを比較してみましょう

方式特徴メリットデメリット向いている用途
SMD
(Surface Mount Device)
従来型。LEDチップが表面に露出している・コストが安い
・種類が豊富で汎用性あり
・衝撃に弱くドット欠けしやすい
屋外常設・手の触れない場所
GOB
(Glue On Board)
SMDに透明樹脂を塗って保護した改良型・指で触っても壊れにくい
・防塵・防滴性能あり
・見た目もSMDとほぼ同じ
・SMDよりやや高価
・修理時は1枚のパネル交換になる
商業施設・キッズエリア・床面サイネージ・手の触れる屋内。
COB
(Chip On Board)
基板にLEDチップを直接実装する最新構造・超高密度・超高精細
・防水・防塵・耐久性が非常に高い
・省エネ効果も期待
・価格が高い
・製造ロットが限られる
・用途が限定されがち
美術館や高級ブランドの店舗、大学などのプレゼンテーション会場など

まとめ|GOB方式は壊れにくくて安心できる、LEDサイネージ

GOB方式のLEDサイネージは、従来のSMDタイプの弱点である「ドット欠け」や「衝撃への弱さ」を克服した、新しい選択肢です。

透明な特殊樹脂でLEDチップをしっかりと保護することで、見た目の美しさはそのままに、触れても壊れにくく、屋外でも安心して使えるようになりました。

また、COB方式との違いを比べても、GOBはバランスの取れた価格・耐久性・施工のしやすさを備えており、幅広い用途に対応できます。

「触っても壊れない」「屋外でも安心」「しかもキレイ」──その理想を叶えるのが、GOB方式のLEDです。

どれが自社に合っているかわからない…という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちイツキサイネージが、最適なご提案を心を込めてお届けします。

LEDサイネージの導入は、大きな一歩かもしれません。
でも、その一歩がきっと、空間やビジネスに新しい価値と感動をもたらしてくれます。

どのような小さな事でも、お気軽に私たちイツキサイネージにご相談ください。。

よかったらシェアをお願いいたします。
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次